契約野菜安定供給事業
国・県・市町村・農業団体・生産者が、それぞれ拠出しあらかじめ造成した資金をもとに、契約取引された野菜を対象に、生産者が負うリスクを軽減するための事業です。
青森県では、契約取引を対象として対象品目や補てん基準が異なる2つの安定供給事業を実施しています。
また、それぞれの事業ごとに、リスク対応の種類別に3つのタイプが設定されています。
■ 事業の種類
事 業 名 |
契約指定野菜安定供給事業(略称:契約指定野菜事業) |
契約特定野菜等安定供給事業(略称:契約特定野菜事業) |
■ 加入タイプ(2事業共通)
タイプ名 | 内 容 |
価格低落タイプ | 市場価格に連動した取引価格を設定し、契約取引を行った場合、市場価格が著しく低下すれば交付金を交付します。 |
数量確保タイプ | 数量や価格を定めて契約取引を行った場合、天候不良などにより収量が不足すれば、市場出荷を予定していた分を契約取引に回しして契約数量を守ることになります。このような時には、市場に出荷すれば得られた差益相当分について交付金を交付します。 |
出荷調整タイプ | 一定量を取引する契約取引を行った場合、当初計画以上の収穫となった時には、過剰生産分を出荷調整(産地廃棄)した経費に対し交付金を交付します。 |
■ 対象産地
事 業 名 | 対 象 産 地 |
契約指定野菜 事業 | 面積等の要件を満たす国が定める産地 (指定産地) |
契約特定野菜 事業 | 面積等の要件を満たす県が定める要件を満たす産地(特定産地) |
■ 対象品目
事 業 名 | 品 目(注) |
契約指定野菜事業 | キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、 トマト(ミニ含む)、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、 ばれいしょ、ピーマン、ほうれんそう、レタス、ブロッコリー (計15品目) |
契約特定野菜事業 | アスパラガス、いちご、えだまめ、オクラ、かぶ、かぼちゃ、 カリフラワー、かんしょ(さつまいも)、グリーンピース、 ごぼう、こまつな、さやいんげん、さやえんどう、 ししとうがらし、しゅんぎく、しょうが、すいか、 スイートコーン、セルリー、そらまめ、ちんげんさい、 生しいたけ、にがうり、にら、にんにく、ふき、ブロッコリー、みずな、みつば、みょうが、メロン、 やまのいも(ながいも含む)、らっきょう、れんこん、 わけぎ (計35品目) |
■ 資金造成
JA等が、出荷予定数量のうち保証対象分を「交付予約数量」という形で申込み、この数量に国及び県が定めた造成単価を乗じて算定された金額が準備金として造成されます。
造成単価は、事業の種類、品目、期間ごとに定められており、補てん等があれば取崩し分を再度造成します。
補てん等がなければ、掛け捨てではないので次年度に持ち越されます。
事 業 名 | 国 | 県 | 生産者 |
契約指定野菜事業 | 50% | 25% | 25% |
契約特定野菜事業 | 1/3 | 1/3 | 1/3 |
■ 交付金の交付(2事業共通)
タイプごとに基準となる額が定められおり、それに対する平均取引価額及び契約取引等の状況で交付の有無と額等が判断されます。
タイプ名 | 内 容 |
価格低落タイプ | 市場価格と連動した契約を前提に、市場価格の著しい低落時に、平均取引価額が保証基準額を下回った場合に交付。 |
数量確保タイプ | 定量定価契約を前提に、天候不良等により契約数量の確保が困難となり平均取引価額が指標価額を上回った場合、以下に対し交付。 ・市場出荷予定のものを契約取引に回した ・市場等から購入して契約取引へ充当した |
出荷調整タイプ | 定量契約を前提に、価格低落時に平均取引価額が発動基準額を下回り出荷調整を行った場合に交付。 |